トヨタ車の部品を最適なタイミングで、
正確に届けることが当支社の物流の任務。
物流部
商品管理室
2017年入社
R.H
トヨタというわかりやすい名前の付いた社名が気になってエントリー。2017年4月に入社し、物流部とカスタマーセンターで3カ月ずつ研修に取り組む。10月に物流部商品管理室に配属。以降は納期仕分けをメインに仕事に励んでいる。
指定日に部品を確実に届けるためには、事前準備が肝要。
クルマの補修用部品や消耗品、ナビなどのカー用品を、最適なタイミングで正確にお届けする当支社のロジスティクス機能を最前線で担うのが、物流部です。供給企画、商品管理の2グループで構成されており、私の所属は出庫、入庫、配送業務を行う商品管理室です。配属されてまだ1年目ですから、できる仕事の領域が限られているのですが、主にはお得意先様へ納期を指定してお届けする部品仕分けの担当を任されています。お得意先様からご注文を受けた部品の中には、ご指定いただいた日にちに配送されるものも多く含まれており、指定日に確実にお届けできるよう、事前準備が必要です。配送日の当日になると、配送情報が記されたラベルが発行されるので、それを一つひとつの部品に貼り付けて配送ルートごとに整理・分類。これが納期仕分けの仕事内容です。納期仕分けの後工程は配送となっており、配送スタッフがトラックに部品を迅速に積み込める状態をつくり出すことが私に求められています。
トラックの出発時刻までに、指定の部品の仕分けを終えておく。
寄せられる部品の注文数は一定とは限りませんから、納期仕分けの仕事は、日によって作業量が大きく変動します。平時は100点ほどの仕分けですが、時には200点近くの部品を仕分けないといけないこともあり、その際はトラックの出発時間まで高い集中力を維持しなければなりません。この仕事を始めたばかりの頃は作業スピードに自信が持てず、仕分けに時間がかかっていました。作業量の多かったある日、私は先輩の手を煩わせまいとひとりで仕分けを完遂させようと思いながら進めていたのですが、出発時間が近づいた時に、間に合わせられないことを上司に相談。土壇場でのギブアップコールだったので、上司には大変申し訳ないことをしてしまいました。これ以降、自分で作業のタイムテーブルをつくり、それに従って動いています。何時までに何をすべきかがわかると、作業時の不安も大幅に軽減。結果的に部品の混入や出発遅延を起こさずに済むので、周囲にご迷惑をかけることもありません。
少しの工夫で仕事の質は上がる。だから改善は続けていきたい。
今の部署に慣れてきた頃、私は後工程を担当する配送スタッフに気持ち良く出発してもらうために、何ができるかを考えて仕事をするようになりました。すると、自分の仕事で改善すべき点を発見。これを即座に正すことで、配送スタッフから「作業がしやすくなった」とほめていただけるようになりました。少しの工夫で仕事の質は上がります。ですから、惰性で取り組まず、常に改善は意識すべきです。「自分は誰のために仕事をしているか?」を考えるようになると、仕事に対する取り組み方は変わり、結果的に達成感も大きくなります。当支社にはITシステムを活用し、改善案や気づきを報告できる制度があります。各意見は経営層が目を通し、メリットのある案については適宜導入。私はミスでヒヤリと感じた事例を中心に改善案を日々提出して、リスク回避の必要性を訴えてきました。改善は実施することで職場環境が良くなり、皆の士気も向上します。良い循環が生まれるので、これからも提言を続けていきたいです。
学生へのメッセージ
県内のトヨタ車ドライバーの快適で安心・安全なカーライフを支えている。これは当支社の存在意義です。働く上で勤務先の地域社会に対する存在意義が見出せるのは、とても幸せなこと。なぜなら、仕事をするための目的が明確になり、日々の業務にも身が入るからです。いつも私は部品を仕分け終えてトラックを見送った後、また街中で楽しげに運転しているトヨタ車ドライバーを見かけた時に、当支社の存在意義を感じています。地域に尽くすという貢献意識の高い方こそ、当支社での仕事を目一杯楽しめるでしょう。
OFF SHOT
休日はドライブをすることが多いです。毎回違う場所を訪れてその土地の良さを体感すれば心身ともにリフレッシュ。また、スポーツ観戦も好きなので、遠くの試合会場にも出かけます。支社のフットサル同好会の活動にも参加していますよ。
ONE DAY SCHEDULE
- 07:40
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出社
まずは1日の作業の準備と作業量の確認を行う。 - 08:00
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仕分け
当日に出荷される部品の仕分け作業。 - 11:30
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昼食
毎日、食堂で持参した弁当を食べる。 - 12:15
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仕分け
午後の仕分けを開始。13時のトラック出発までラストスパート。 - 13:15
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仕分け
入荷した部品を入庫作業者が入庫させやすいように仕分けを行う。 - 15:30
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翌日の準備
翌日すぐに作業が開始できるように下準備を済ませておく。 - 16:30
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退社
趣味のスポーツで汗を流す。